杯を変えて楽しむ一升の酒 <新関 男の夢> | 還暦過ぎて料理生活家<旧:口中の幸い>

杯を変えて楽しむ一升の酒 <新関 男の夢>

酒も一升買うと、いろんな方法で、その個性のバリエーションを楽しめますが、燗酒が好きなんで温度による変化は最も楽しみの大きいものです。そして、さらに酒器の形状の変化が加わると、毎日の食事がいっそう楽しくなります。


今飲んでいる新関 男の夢は、燗上がりのする軽い酒ということで酒のクラカド に薦めてもらったのですが、確かに非常にバランスが取れてやや辛口のさらりとした酒でした。


基本的に口作りの薄い、やや開いた形状の杯が好きなんですが、口作りの厚い、口のすぼまった酒器で飲むと、これまたかなり異なる味わいを見せてくれます。端的に言って甘みが強調されます。


20050518 こんな酒器で新関 男の夢を飲むと、結構旨みが強調されて、しっかりした味付けの料理にも合ったりしますね。きょうは海老と烏賊、長いも、青梗菜の中華風塩炒めと合わせて飲みましたが、決して負けていません。


←これは沖縄の杯。意外と好きなんです、沖縄の陶器。



やっぱりこうした楽しみも実力のある酒でないといかんと思うんですが、イマイチの酒で試してみたことないんですよね(笑) こんどはイマイチ酒を救済する酒器の選び方なんていう遊びもにもトライしてみようかな?