暑い日に飲むなら新潟一薄い酒! <北雪 純米吟醸> | 還暦過ぎて料理生活家<旧:口中の幸い>

暑い日に飲むなら新潟一薄い酒! <北雪 純米吟醸>

6月の声を聞き、なかなかに蒸し暑い日も増えてきました。と、言うわけで先週の土曜、東陽町・酒のクラカドに行って、「冷やか冷やして飲みたいのだけれど、端麗辛口系の酒でお勧めは?」と伺って一本買ってきました。


奨めてもらったのは新潟で「一番薄い」という酒。いつも燗酒ばかり買っているので、このリクエストに、「暑くても日本酒が飲みたい!」という僕の潜在意識を汲み取ってくれたのでしょうね、きっと。で、薄いといっても奨めるくらいだから否定的なものではありません。暑い時でも美味しく飲める味わいの酒、という意味ですからね。で、それは何かというと北雪 純米吟醸


20050607 新潟らしく米は五百万石。米に由来するのかしらん、苦味が特徴です。開栓直後は必要最低限と思われる旨みとその苦味が今ひとつ仲悪かったのですが、翌日ともなるこなれてきて、軽い飲み口ながら、旨みと苦味、というか苦い旨みが気持ちいい、やや男らしい端麗辛口となっていました。2005年1月製造とあるから、一年弱の熟成によって味が乗ってきてるのもあるのかも知れませんね。


この北雪。佐渡島にある北雪酒造 という蔵元の酒です。やはりというか、やっぱり魚で飲みたい味です。この季節ならあいなめ(あぶらめ)の煮付けなんかで飲ると合いそうですねぇ。身の太ったところでね♪。今週末にでもやってみましょうかね。錦糸町・魚虎に出張りましょう。週末まで残っていたらね(苦笑)。


その他、この後出てくる、巌瀬の新酒などはかなり軽い酒質で、暑い日にはぴったりとのこと。オマケで聞いてきた真夏日の日本酒の飲み方は、またそんな夏日に実践してリポートしましょう。