還暦過ぎて料理生活家<旧:口中の幸い> -16ページ目

猛暑である。当然脂たっぷりのまむしである。<ひょうたん屋>銀座

台風一過の猛暑! 汗かきかき出勤して、冷房の効いたオフィスで仕事をしていたら、モーレツに鰻が食べたくなってきて、居ても立ってもいられず、銀座まで出張って食べてしまった。


このようにモーレツに鰻が喰いたいっ!ってときは、東京風の蒸した鰻ではなく、蒸さない脂もこってり関西系じゃないと役に立たない。モーレツというのは猛烈であって、その人格を歪めるほどのデザイアーの爆発は、お上品なふわふわ鰻では鎮めることが出来ないのである。


幸いにして銀座にはひょうたん屋という鰻屋がある。


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見よ!このもうもうと煙る店先を! この煙がまた、通りすがりの涼しい人々をも狂おしい欲望の嵐に巻き込んでしまうのであります。店に入って品書きを見れば、
■並 1200円
■中 1500円
■上 1800円
■特上 2200円

と涙もののお値段。ここでは「中」がもっともコストパフォーマンスが高いと思うのだか、あまりのデザイアーの爆発につい「上!」と口から飛び出す始末。上といっても基本的にクオリティの問題ではないようで、単に量(大きさ)の違いであると思う。


鰻といやあ、燗酒をちびちびやりながらおこうこを食べ、まだかまだかと首を長くして待つものだが、ここんちではただただ黙って待つ。その食堂然とした店構えにあってはそれがよい。


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さて、まむしである。腹開きの地焼き。ぷりぷりとしたその弾力のある身がたまらん。辛いタレと相まって、「くーっ、喰ってるぅー!」という充実感がのどで味わえる。食べ終わり、ゲップのひとつでもしようものなら、頑張るぞー!と午後への活力もわいてくるというもの。


しかし、食い意地が張ったものは、今度は池波正太郎先生にあやかって、日本橋高島屋・特別食堂の野田岩でちびりとやりながら食べたいな、なんてすでに考えてたりする始末。東京風食べたら食べたで、またまたこってりまむしが食べたいと思うのも目に見えている。きりがない。


後から気がつけば、翌日(というか今日)は土用の丑の日だった。意外と身体は正直と、感慨深い昼飯だった。


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ひょうたん屋

住所:東京都中央区銀座1-5-13
電話:03-3561-5615

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日本酒を嗜むことはロハスだ!!

台風7号は本格上陸とならず、少なくとも現時点で首都圏は肩透かしの状態。とりあえずは、よかったよかった。


今回「関東、東北に台風上陸か!」との報道に、割と肌身で農作物のことを心配してしまった。もちろん、それもこれも日本酒のせいだ。来年の日本酒の出来は当然ながら心配してしまうわけで。。


ただそれは、単純に野菜の小売価格が上がるのを心配する消費者意識とは違って、旨い日本酒が飲みたいばかりに、台風が来ることでほんの少しだけれど、米農家の視点や酒造りの視点でNEWSを感じられるということで、日本酒を嗜むということは、結構ロハスな事なんではないかと思ったのでした。


ロハス - LOHAS - Lifestyles of Health and Sustainability。「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」っつうわけで、最近にわかに使われだした言葉だけに、文中に挿入するのにちょっと抵抗があったりするわけですが、しかし、「まあぼちぼち、出来る範囲でカンキョーホゴなんかも考えた事せなあかんな」っていう、ちょっと殊勝な気持ちの落としどころが出来たかなぁ、という感じもあって、実は便利だなあとも思っている。


まあしかし、「だからなんだ!」と問い詰められると、すごすごと後ずさりしてしまうくらいの、些細な気づきではあって、日本酒を大手を振って飲みたいばかりのイクスキューズじゃん、という反論には返す言葉もないのですが(笑)、でもね、こういうことをキッカケに、日本酒を通して都市と農村を結ぶ何かが出来ないか?とか考え始めたりすることは悪いことじゃないと思うんで、これからも日本酒飲みますっ!!


で、明日も渡辺酒造の「米作り便り」 をチェックだ。


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江東区のベランダ畑は穏やかです。

ネコまんまを誘う鶏と冬瓜の炊いたん(スープ煮) <睡龍 純米吟醸にごり>

「キムチのキッシュ」の雪辱戦 とばかりに日曜日、うちでも作ってみようとはんなり・・・さんのところで宣言していた 鶏と瓜の炊いたんを夕餉に作って、睡龍純吟にごりの上燗を飲りました。


いやー、自画自賛もナニですが、かなーり美味しくできちまいました! 鶏手羽中と冬瓜の炊いたん。炊いたんというかちょっと中国薬膳っぽくスープ煮といった感じ。手羽中と昆布、しょうがを水から煮て、煮立ったら十分にアクを取り、冬瓜、塩、酒、醤油を加えて中火で煮込み、最後に塩と胡椒で調味。味付けがドンピシャだったのと、具や調味料を加える時に決して温度が下がらないように気を配ったの奏効したのか、割と澄んだきれいなスープの実に滋味深い味わいとなりましたのさ。


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本来ならお行儀が悪いと一応は注意したいところですが、娘なぞはいきなりスープを玄米ご飯にかけてネコまんまで食べておりました。してやったり。「よしよし、舌もしっかり育っておるな」と満足の親。


さて、睡龍純吟にごり。さすがに開栓後1週間ともなると辛味が出てきます。しかし、この日の肴は上記スープときびなごの刺身。底に残った米粒を共に、前歯で掻き出すようにぐいぐいと飲る辛い睡龍は、もうなんというか浜で飲んでいるようなワイルドさ。メインの一本298円、40cm真鯖の塩焼きは、酒を飲まず、ご飯でしっかり食べました。


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しかし、正直なところ開けたてを上燗で飲んでみたかった。来年もありますかね?睡龍のにごり。

キムチと卵のコラボがとーっても旨いんだけど <睡龍 純米吟醸にごり>

前回に続いて睡龍 純米吟醸にごりを、今度は上燗で飲りました。


この日のおかずは我が家の定番、キムチのキッシュ!


旨いんだ、これが。キムチと卵の絶妙なコラボレーション。ビールが妙に進むメニューなんであります。
睡龍のがつんとした酒らしい味わいにはもってこいだ!と踏んだTOMでありました。


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が、しかーし! キムチでピリリと刺激された口中に、さらに睡龍の上燗を流し込めば、元来デリケートな私の粘膜はひえーっと悲鳴を上げ、そんなに刺激しなくてもー(泣)という状態でした。なんか味わうという以前の問題。


辛いものは結構好きなんですが、そのときはいつも酒に困り、妥当にビールとか韓国系ならマッコリになっちゃうんですよね。


がっつりと濃いー酒らしい酒には、むしろ繊細な料理が合うのだと、ひとりごちた夜。次ははんなり さんのブログにあった冬瓜と鶏のたいたん に合わせるつもり。乞うご期待?!

濃いー豆腐と、濃いー酒感のにごり燗酒 <睡龍 純米吟醸にごり>

純米こだわりのさいたま市・池田屋酒店 さんから送られてきたダイレクトメール。お勧めの酒がガツンと紹介されているのですが、いやー、なんかそそられる文章なんですよねえ。シズル感たっぷりというか。すごい書き込みなんです。

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で、つい注文してしまいました。竹鶴 純米原酒番外編 BY12睡龍 純米吟醸にごり。大分前に届いていたのですが、満を持して今日睡龍をあけてみました。瓶の底に堂々と2cmは溜まっている米粒。そのシズル感たっぷりの文章には、「自分の晩酌として、にごり酒のお燗が定番になってしまいました。」とある。

まあ、趣味嗜好はひとそれぞれだからな、とちょっと心の片隅で思って、まずは冷やで。非常に抽象的な表現ですまないのですが、にごりだなんだという前にとっても「酒ぇ~」という感じの酒。もちろん乳酸系の酸味もあるのだけれど、甘ったるさがまったく無く、「おーおー、確かにお燗もいけるかも」って感じなんです。


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それで早速付けてみました。ぬる燗。いやー、不思議ですねぇ。はるかに燗した方がうまい。つっけんどんな感じが消えて、酸味に寄り添う旨みがなんともまろやか。でもしっかり“酒”。なんともはじめてのカテゴリーの日本酒でした。


今日のメニューでは、丸喜食品というところが作っている豆乳仕立 雪見よせ豆腐 という、濃いー大豆の甘みたっぷりのよせ豆腐と相性がよかった。酒の酸と豆腐の甘を交互にやっていると、まぁず至福です。この豆腐。うちは大地の会で注文したものですが、WEBサイト見るとイトーヨーカ堂とかセブン-イレブンなんかでも買えるかもですね。ちょっとお勧め。しかも安いです。148円。


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明日はキンキンに冷やしたやつと、上燗くらいまで温度を上げたやつとを飲んでみようかな。

おばあちゃんちの畑の夏 <納豆きゅうり>

♪あっるっこー あっるっこ~ わたっしわーげぇんきぃ~♪


「となりのトトロ」を観て、おばあちゃんちの畑でとれたてのきゅうりをガブリとやるさつきちゃんに、おもわず「ああ~、うまそー・・・」と口走ってしまったあなた!


蒸しますねー、今日も。こういう蒸し暑い日のお昼は、きゅうりを使ったひと品がいいですね。


冷蔵庫の棚卸し系の今日の昼。地酒大好き! さんの山形のだしというエントリ を読んでインスピレーションを得(というほどのものではないですが(^ ^; )、納豆きゅうりをやろうと思ったわけです。大人は一つ残っていたみょうがも入れて。


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ブログの思わぬ効能というのは、ともすれば手を抜きがちになる娘と二人だけの昼ごはんでも、エントリを考えてそれなりのメニューにしよう!と思えるところ。サッポロ生ビール黒ラベルを飲みながらおさんどんと相成りました。
きゅうりとみょうがは細かく刻んで塩水にさらし、納豆を醤油とみりんで200回ぐるぐるやり、あとはそれぞれをまぜまぜ。


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買ってきた隠岐の鯵干物とその納豆きゅうりを豆腐にかけて、羽前白梅 百花吟醸を愛用の煎茶器で飲ります。暑い季節にはアル添のキレが心地よいことがありますよね。開栓後冷蔵庫で2週間のそれは、ほのかなジャスミン系の香りで、昼酒にはぴったり。


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一杯だけ飲んで、今度はきゅうり納豆を玄米ごはんにかけてかき込みます。お付けはやはり残り物のかぼちゃとキャベツ。

「きゅうりを食べると夏だなあ~って思うよね」と娘と話しながら、心地よい午睡でもしたくなった土曜の昼でした。

日本の景気は踊り場を脱したか!?の銀座の週末 <銀座 冬夏>

ひと頃と比べると、多少なりとも景気は回復してきたんだなあ、と実感するのが銀座の夜。


先週金曜日、予約無しで食事をすることになり、さて困った。連れは魚介類がちょっと苦手。京橋から銀座へと歩く道すがら、それではと、行こう行こうと思いつつフラれ続けているバードランド にダメもとで電話。当然のことながらあえなく玉砕。


伊勢廣 はこの間行ったしで、携帯の【下】ボタンをピピッと4、5回プッシュして、日本酒の揃いは悪いが、一度夜も食べてみたいと思っていた自然食の泥武士 にかければ、「お待ちのお客様がいらっしゃいます」と午後8時。鳥から黒豚の角煮への方向転換も虚しく。


これ以上の努力は時間の無駄と、JR西日本が初めて関東圏に出店の銀座 冬夏 にターゲットを絞る。果たして「カウンターならご用意できます」の声に一も二も無く「これから行きます」。


大手企業が実効性あるのか無いのかわからないマーケティング駆使して出店する店に、何をいまさらという思いを片隅にいざ出陣。はたして和食+モダンインテリアという、出店にあたって大企業のお偉いさんを説得しやすい(?)コンセプトの店でした。


プリフィクスでいろいろリーズナブルに選べるので、良いと思ったのです。二人で8000円の曙(あけぼの)コース。いろいろはぐるナビをご覧あれ。 僕らは但馬牛ローストやらさざえの酒盗玉子和えやら播州地鶏岩塩焼きなんぞを食べました。


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(左から「小吸い物 もずく 実山椒 清汁仕立」、「前菜 九種盛り合わせ」、「兜(かぶと)皿 (但馬牛ロースト、但馬牛コロッケ、さざえの酒盗玉子和え、エリンギ茸のバターソテー 岩塩 酢橘 )」


どうなんでしょうねぇ。ちゃらちゃらしてた20代ならいい店だと思ったんでしょうかねえ。いや、不味くはないですよ。普通に美味しいです。コストパフォーマンス考えてもね、まあいいんじゃあないでしょうか。ホスピタリティも決して悪くない。でもね、やっぱりなんかマーケティング食わせられているような感じがしちゃうんですよね。歳とってひねくれてきたんでしょうか? それとも歳とともに寂しくなってきて、板さんのぬくもりが欲しい?


そんなわけで、会社の歓送迎会などには意外と使えるなと思った銀座 冬夏でした。


で、この日の僕の日本酒は


20050714d福寿 東明 大吟醸(兵庫県) 1300円
<ワイングラスでサーブのMarketing!>
秋鹿 倉垣村 純米吟醸(大阪府) 850円
<湯燗徳利でサーブは中々良し>
香住鶴 山廃純米(兵庫県) 800円

<同じく湯燗徳利で>



秋鹿 倉垣村 純米吟醸はいいですね。冷やでやると米米旨みの周りにまとわりついた、雑味とは言わないのだろう独特な風味がちょっとうるさかったのだけれど、温度が上がるにつれてこなれてき、まあるくなる。


ま、こんな飲み方ができるのは冷やで湯燗徳利に入れてサーブしてくれるからで、それはそれで嬉しい。来年の歓送迎会には使えるかな? でもそれにはちと高い?

開栓後3週間で登場のクリーミーさ <駒泉 作田 特別純米>

なぜかこのところ青森づいていたわたし。燗酒用にと買っていた駒泉 作田 特別純米。以前、上品な砂糖のような甘みなぞと書かせてもらってましたが 、四合瓶に入れ替えて冷蔵庫で3、4週間、ここへきてその甘さがクリーミーな旨みへと変化してきて、ぬる燗でやるとなんとも旨い。基本的に軽い酒質だから、蒸し暑さもちょっとひいた、梅雨の時期の晩酌にはなかなかよい。


これだから日本酒はやめられませんなあ。ほんま、一期一会ですわ。


20050712c 20050712a  こんな風に付箋貼って。。。



バァカトシュトラかく語りき さんにもこんなエントリ

スペック等参照ください。

江東区ベランダ産ルッコラのサラダで、イタリアン家コース

ハーブというのは、使いたいときにそこにあるととっても便利なものです。なにかわざわざスーパーで買ってくるものという気がしなくて、うちではメインどころはベランダ栽培。


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今日はルッコラがいい具合なので、錦糸町・魚虎でまぐろぶつとたこぶつを買ってきて海鮮サラダ。ドレッシングはベーシックなオリーブオイル・レモン・ワインビネガー・塩で作ったやつ。分量は自分の舌が頼りですが、一度これを作ると、市販のドレッシングは以降不要になります。最近はすりおろしたにんにくと醤油、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩で作るドレッシングもマイブーム。


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プリモ・ピアットは大地の会のソーセージとアスパラのトマトソース・スパゲティ。時間がなかったのでトマトソースは市販のもの。ワイン、たっぷりのオリーブオイル、茹で汁、塩で調味して、なんとかそれらしい味に。恵比寿のコルシカっぽい系統のソースになりました(笑) もちろん及びなぞしませんが。。


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セコンド・ピアットはいとより。錦糸町のLIVINで一尾398円。ポアレにしてみたのだけれど、ちょっと失敗。にんにくバター&トマトのソースがとても美味しく、いとより自体も、ベランダのローズマリーとタイムで味はOKって感じに焼けたのだけれど、見た目がちょっと・・・で写真は失礼。いとよりをおろすのは本日初めて。姿にとらわれて普通に三枚おろしにしたのだけれど、やっぱり鯛ですね。腹側から丁寧におろさなくてはいけなかったのかな。で、ポアレよりオリーブオイルでマリネして網焼きの方が良かったかも。


デザートはハーゲンダッツの新商品、カベルネ・ソービニヨンのソルベ。これは結構アタリ。その辺のトラットリアなんぞで食べるソルベよりはるかに旨い。買いです。


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というわけで、今日は久しぶりにワイン。エノテカのお買い得通販セットのパーティパックからソービニヨン・ブランのBARON PHILIPPE DE ROTHSCHILD チリ マイポ・ヴァレー 2003年です。 BARON PHILIPPE DE ROTHSCHILDはあのシャトー・ムートン・ロッチルドを所有するワイナリーですが、チリでもワイン作ってるんですねえ。単品だと1500円。パーティパックだとならして900円くらい。いやー、900円のワインじゃあないです。熟れた果実の香りでなかなかにスムーズ。家飲みでは十分じゃあないでしょうか。


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いやー、久しぶりの家イタリアン。基本満足でいとよりに課題。次回燃えてきたぞ!

与太呂は消滅し、新宿の夜は懐かしい記憶と共に <鼎>新宿

今週水曜、 かなり久しぶりに高校時代の友人と飲むことになった。さいたま市在住、江東区在住の間を取って(?)、これまたかなり久しぶりに新宿に出張ることに決定。当然のごとく久しぶりにNEW DUGで待ち合わせし、新宿のジャズ喫茶に入り浸り、JAZZバーを飲み歩いた時代を結構久しぶりに思い出す。


さて、これからが本題。かねてより目をつけていた「与太呂」という居酒屋が本日の目当てだったのです。地酒の品揃えが半端ではないらしい。料理もそこそこ旨いという。しかーしである、ビルに入居している店舗を示す電飾看板には光がともっているのに、店の入り口と思われる地下への階段は門扉で閉ざされている。踊り場にある電飾看板は蛍光灯むき出しだ。ううーむ、水曜日に休む居酒屋もあるまい。もしかして、店閉じちゃったのでしょうか?


そんじゃあとお手軽に志を変えて、に行った次第。友人とも何度か行ったことがあるので即決。しかしここも久しぶりだあ!10年は来てないな。でも期待に違わず、民芸調の重厚な店のつくりはまったく変わってない。(変わりようが無いというウワサもあります)


と書きましたが、実は変わってないのはトーキョーワッショイ まき子さん最近のエントリ で知っていたのですが。


しかし、古い友人と男同士さしで飲むと、ほとんど食べないで飲んじゃうんですよねえ。NEW DUGではジントニックを飲んだので、その流れで(?)まずは「文月鼎特選地酒」の中から美丈夫 純米吟醸 舞うすにごりを飲り、「地酒今昔物語」から天の戸 美稲 特別純米李白 特別純米酒 やまたのおろちを飲んで、また天の戸に戻ったところで時間切れ。家に帰ればもう速攻寝たい位に酔っ払ってました。

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20050706c 美丈夫 純米吟醸 舞 うすにごりは、乳酸の風味が結構立っているのだけれど、それにしちゃあ重くなく、甘みも控えめでアペリティフとして中々にGOOD。

20050707b 天の戸 美稲 特別純米は米の旨みとフレッシュな酸味がケンカしそうでいながら絶妙にバランスしているところが気に入った。頼んだ鯵のなめろうにドンピシャでした。李白 特別純米酒 やまたのおろちは、うーんと、よく覚えてませーん。他の同級生の話なんぞにのめりこんで、話し込んでたんですねぇ。



20050706d その他、酒肴ではあいなめの刺身が美味でした。まさに旬ですね。子供の頃の夏休み、釣り好きな千葉県大原の親戚に行って食べた、あいなめの煮物を思い出します。特別に旨いなどと思わず、当たり前のように食べてたんですよねぇ、あの頃。

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東京都新宿区新宿3-12-12 B1

03-3352-7646

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